人は、動物です。
元は、自然の中の一部でした。
いつしか自然から離れ、コンクリートと新建材で現代社会を構築し、自然と袂を分かちました。
アスファルトとコンクリートと石油化学製品の中で生活する我々。
ふと離れて、人の手が加わっていない大自然の中に身を置くと・・・
体も・・・
心も・・・
落ち着きます。
鎌倉は、サーフィンのメッカです。4歳の子供から80歳の御爺ちゃんまで、老若男女が1年中サーフィンに夢中です。何故でしょう??
友人のサーファーは言います。
「寒い冬でも凍えながら海の中に身を置くと、心が洗われ嫌なことをすべて忘れることが出来る。」
それは、人の深層心理の中に、自然に回帰したいという本能があるからだと、言われています。
某有名建築家は・・・
「住宅とは、やすらぎの場である」
と仰いました。
人が、現代社会の日々の喧騒の中で、疲れた体を癒す拠点が「家」であるという考えは、とても共感します。
とすると、住宅はやすらぎのツールでなければなりません。
そのポイントは、やはり「自然」です。
住宅の素材に自然を感じることができれば、日々の生活に「癒し」を得ることが出来る。
今、住宅市場は、新建材が発展し続けています。
その代表格が石油から製造できるプラスチックやポリエステル、塩ビシート等。価格が安く加工や塗装が不要で、その便利さから住宅建材の主流となっています。
新建材の普及に比例して、自然素材は高くなる一方です。手間もメンテナンスもかかり、コストはどんどんと跳ね上がります。
ですが、当社では仕上げ材に出来る限り自然素材を使う努力を続けています。
床は、無垢の一枚板が良い。
階段や内部笠木、上がり框は、無垢のピラー(松の板)や無塗装の集成材がよい。
勾配天井や吹き抜け天井だったら、天井に国産杉板を張りたい。
土間は、川砂利の洗い出し仕上げ。
梁や柱は、美しい紀州の杉やヒノキとして表したい。
素焼きのタイルなんて、味わいがあるな。
予算が合えば、漆喰や珪藻土を提案したい。
そんなことを考えながら、建売住宅を作り、注文住宅を提供しています。
当社の住宅に触れて、少しでも「やすらぎ」を感じて頂ければ、幸いです。
|
|
<当社売主の建売住宅/鎌倉市由比ガ浜>
<当社売主の建売住宅/大町4丁目>
|