神奈川県鎌倉市の建築家による建売住宅の建築販売/注文住宅の設計及び建築請負/土地の宅地造成・開発分譲販売/不動産売買・不動産仲介

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鎌倉市山崎建築経過(建物前編)

山崎建売現場ブログ(建物編前半)

 

当社売主の新築分譲住宅「鎌倉市山崎」4380万円(税込)
現在建築中の建売住宅現場を、更地から完成するまでリアルタイムでご紹介していきます。
完成物件を購入する建売住宅の場合、どのように建てたのかを知ることは出来ません。
今までは見る事の出来なかった「建売住宅」の一挙手一投足?を見せることで・・・
少しでも、安かろう悪かろうの建売住宅業界の品質改善につながればと思います。

 

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野縁組み上げ

27.5.9

野縁が全て組みあがりました。

リビングは船底天井。

ダイニングとキッチンとリビングは、天井高が複雑に絡み合ってます。
保護紙に包まれているのは、紀州産の特一等の杉の化粧柱です。

 

1F床下配管

27.5.9

1Fには、唯一トイレが一か所。
セルローズファイバーを施工する前に、位置だしをしっかりと行い、給水、排水管を固定。

 

下水排水管

27.5.9

本物件は、水回りが2階となります。
よって、洗面・浴室・トイレ・キッチンの給水・排水管は、2F床下を通ることとなります。
2F床下は、そのまま1Fの小屋裏になるため、排水の音が気になるケースがあります。
よって、しっかりと消音パイプを使い、ジョイント部分もキッチリと消音材を接着します。

 

下水・水道配管・ガス管

27.5.9

下水管及び水道管、ガス管の取り回しを行います。
水道工事店は、藤沢の武蔵設備さん、ガスは、大船の東京ガスエネワークさん。
電気配線と同じで、外部に抜く箇所はしっかりと止水を行います。
給湯機の箇所にお湯と水の引き込み、ガス管の引き込みがあります。


  ↑オレンジがお湯の管、水色が水の管です。

↓左が2Fトイレ(1系統で壁抜き)、その右が洗面と浴室(2系統合流して、壁抜き)

 

電気配線の引き込み止水

27.5.8

電気の引き込み及び、外部照明やコンセントも同じです。
透湿防水シート時に工事を行い、しっかりと止水します。

↑電気メーター箇所

↑外部照明箇所

↑レンジフードダクト箇所

 

エアコン・吸気口配管

27.5.8

当社の場合、高性能の特殊断熱が標準のため、壁面に穴あけを要する工事を、この段階で行います。
これら穴開け工事は、内外の壁を仕上げた後、コア開け機械を使って開けることが一般的です。
ですが、後開けの場合、開けた穴の回りに「止水工事」が出来ません。
つまり、万が一、壁の内側に雨水が回った時、このエアコンや吸気口の回りから、難なく雨水が進入してくることとなります。さらに、マット型の断熱材もズタズタにしてしまうため、断熱性能の低下や、壁内でのカビ等の繁殖が起こるのです。
透湿防水シート施工直後にスリーブ工事を行い、しっかりと防水テープで止水工事を施工します。


 

 

電気宅内引き込み管及び、スリーブ工事

27.5.8

透湿防水シートを張った後、電気設備やガス設備の位置を決めます。
①電線の引き込み位置
②電気メーター・ガスメーターの位置
③湯沸かし器の位置
④外部コンセントの位置
⑤外部照明器具の位置
⑥エアコンの設置位置及び、スリーブの位置
⑦換気扇及び、吸気口の位置
⑧レンジフードのダクトの出し位置
位置出しをしたら、藤沢の電気工事店「雷電」さんが、各配管を行っていきます。

 

内壁・野縁組み

27.5.7

天井ボードを張るための骨組み・内壁の骨組みを組んでいきます。
今日から、一人親方の大工井関さんが10代の弟子をとりました。

 

上がり框下地

27.5.2

玄関の上り框の下地組みです。

 

カーテン下地

27.5.1

窓上は、全て間柱材で下地補強を施します。
カーテンレールを付けるときにビスが効くようにするためです。

 

野縁下地

27.5.1

天井のボードを張るための下地「野縁」を組むため、野縁受けを施工します。
リビングは、勾配天井のため、野縁は軒先から斜めに組んでいき、棟で「船底」のような仕上げになります。

 

透湿防水シートとサッシとのとりあい

27.4.30

サッシの「つば」は、必ず透湿防水シートの内側に収まるようにします。
そこに耐水両面テープを回し、透湿防水シートを圧着することにより、水が入る余地をなくします。
内側から見た収まりは、こんな感じです。

 

透湿防水シート

27.4.30

サッシを施工した直後に、透湿防水シートで住宅を覆い包みます。
下から張っていき、必ず、上部の紙が下部の紙の上に(9cm以上)被さるように施工します。
窓下のミス切シートは、めくりあげてその下部にもしっかりと透湿防水シートを張ります。
外壁が破損して通気層まで水が入って来た場合、この防水シートが最後の砦となります。
万が一でも、水が抜けるよう・・・
水切りシート→サッシ取り付け→透湿防水シートの順番は守らねばなりません。

 

アルミサッシ取り付け

27.4.29

各サッシを取り付けます。
引き違い・縦開き・横開き・上げ下げ・玄関ドア・シャッター。
本地は、準防火地域のため、防火サッシとなります。
通常のサッシの約倍の金額です。
LIXILの防火サッシは、一般サッシのワンランク上のクラス「サーモスⅡ」となります。
また、本物件は「省エネ住宅ポイント」を取得するために、ガラスを断熱ガラスor遮熱ガラスとします。
購入される人は何ともお得です。
(サッシ取り付け時の写真が撮れませんでした。)

 

窓台防水

27.4.28

窓台に水切りシートを施工します。
万が一雨水が入った時、進入した水は、サッシ廻りから室内に入ります。
サッシがこのシートの上に載る形になるため、室外に排出されるようになります。

 

根太

27.4.27

1Fの床下地の「根太」を組みました。
本来であれば、この根太のあいだに断熱材を充填しますが・・・
本物件は、セルローズを吹き込む形になります。

 

防水処理

27.4.25

バルコニーの耐水合板に、FRP防水を施します。
掃出し窓部分は、しっかりと巻き込み、その他は、H300まで十二分に塗り込みます。

 

防蟻処理

27.4.24

下地材施工が終わった時点で、腰高の材木全てに防蟻剤を塗布します。
セルローズの受け用垂木もしっかりと塗布。

 

屋根換気棟

27.4.23

屋根形状は「切り妻」です。
よって、屋根の頂点部分から壁内&天井内の空気が抜けるように換気棟を施工する必要があります。
これを、換気棟と言います。
屋根に登って上から写真を撮ろうと思いましたが、怖いので断念しました。(^^;)

ちなみに板金の屋根は、先端を全て巻き込み処理します。職人技です。

 

屋根板金

27.4.22

屋根は、上棟後、すぐにアスファルトフェルトで防水。
そして、その上にガルバリウム鋼板を横浜の林板金さんが施工していきます。
立はぜ葺きとなります。



雪止め。雪止めだけで6万円程度の費用が掛かるのです。

 

セルローズファイバー受け材

27.4.22

本物件の断熱材は、全て乾式のセルローズファイバーです。
この断熱材が最大の効力を発揮するのが「床下」なんです。
施工するには、シートを上下に張り、その中に吹き込む必要があるため・・・
シート張り用の垂木を大引きの下部に施工する必要があります。
写真は、井関大工の兄弟子、しんやさん。(^^)

 

ベランダ下地

27.4.22

躯体と一体型の大型ベランダです。
袖壁を周囲目線が隠れる高さに調整し、耐水合板を水勾配を切って、張っていきます。

 

窓台・まぐさ

27.4.21

周辺の家の目線を確認しながら、窓の位置を最終決定し、窓台まぐさを施工していきます。

 

耐震金具

27.4.20

梁・柱・筋交いが地震時に抜け落ちたりしないよう、全てを金具でつなぎ止めます。


 

 

間柱・筋交い

27.4.20

躯体組み上げ翌日は日曜で休日。月曜日から、間柱と筋交いを施工していきます。
間柱とは、内壁及び外壁を支えるための下地柱で、構造柱の約4分1の厚みです。
筋交いとは、構造柱間に斜めに差し込む「つっかえ棒」的なものです。
木質の耐震材と言った方が正解ですね。

 

上棟

27.4.18

大工さん7人で、一基に組み上げました。
クレーン車が入らないので、全て「手上げ」「手組」となりました。
2F床捨て貼り、屋根の野地までで終了となります。



 

足場

27.4.17

上棟前日、足場を建造しました。

 

土台柱敷き

27.4.16

土台柱を施工します。
紀州檜の無垢KD材、直径サイズは4寸です。
建売住宅の場合、安価の米栂(ベイツガ)の注入材、しかも直径サイズ3寸5分の柱を利用することが多いです。
当社は、建売住宅でも4寸の国産檜です。
基礎と土台に拘ります。だって、建物を支えるのは、基礎と土台ですから。



 

仮設トイレ

27.4.14

仮設トイレを設置しました。

 

 

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