神奈川県鎌倉市の建築家による建売住宅の建築販売/注文住宅の設計及び建築請負/土地の宅地造成・開発分譲販売/不動産売買・不動産仲介

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住む側に立った家造り

 

建売の概念を覆したい

建売業界は、常に激しい価格競争の中、低コスト住宅が業界をリードし続けています。

とにかく「安いもの」が売れる。

利益至上主義の社会は、売れるものが生き残るため、安売りの業者が勝ち続ける。

その結果、建売住宅の価値観は・・・
「いかに原価を削り安く建て、利益を多く出すか!」
の一点に集約されてしまいました。

そこで競われているのは・・・

「基礎の配筋を削る」
「コンクリートの量を削る」
「材木の量や厚みを削る」
「職人の給与を削る」
「職人の数を削る」
「工事期間を削る」
「すべての材料のランクを落とす」

よって、材料は全て輸入材となり、精製が容易な「集積材」が主流。
職人の難しい作業はそぎ落とされ、組み立てるだけの家が多い。
熟練の職人技は不要となり、経験も修業も浅いが安く仕える職人が重宝される。

様々なものを極限まで削った家は、通常の工期の半分の日数で出来上がる。
まるで「プラモデル」のよう。

それでも、表面さえ整えて、見た目だけが良ければ飛ぶように売れる。
その市場原理は、全く勢いが留まるところを見せません。

家は、夢でした。

今でもそうです。
生涯ローンを背負って手に入れる、一生に一度の「家族の夢」の形です。

今、貴方が買おうとしている家に夢はありますか?

当社は、建売住宅の概念を打ち破ります。

「良い材料を使いたい」
「腕の良い職人と付き合いたい」
「家をじっくりと手塩に掛けて造りたい」

そして・・・、お客様の夢を叶えたい。

そんな当たり前の想いに立ち返り、日々努力を続けています。

<建売住宅/由比ガ浜完成模型>

 

 

住む側に立った家造り

 

家を建てる会社をハウスビルダーといいます。
BUILDの意味の中に「築く」というものがあります。
家を築くというのは当たり前ですが・・・
家は、街並みを形成するので「景観を築く」とも言えます。
安普請の家は、その街の景観をも崩します。

また、家は人の生活を築きます。
生活を築き、家族を築き、そして「人生を築く」のです。

ハウスビルダーは、街を創り
人生を創る重大な使命を背負っていると言えます。
しかし、その意識は稀薄です。

当社は、住む側の気持ちを徹底的に考えます。
家を建てる際は、自分が住む家だと思い手掛けます。

「使いやすさ」
「風通し」
「生活動線」
「家具配置」
・・・etc

しかし、一般的な利益追求に主眼を置いてしまうと、途端に住む側に立った家造りは難しくなります。
例えば、「ここに棚があったら便利だな!」と設計者や現場監督が思っても、その費用負担を上司や会社が認めなければ、実現は出来ません。

優秀な会社員とは、企業に一円でも利益をもたらすものとされます。
つまり、コストカットが至上命題なのです。
一般社員がコストUPを提案しようものなら、上司から「おまえば馬鹿か」と、叱責されて終わってしまうでしょう。

当社は、地域密着の小さな会社です。
経営陣が直接現場を手掛けているため、コストに対して会議も稟議も必要としません。
ビルダーとしての「気遣い」や「心配り」は、出来る限り形にしたい。

対価を求め過ぎず、小さな「気遣い」や「心配り」が感じられる家を提供していきます。

   

 

 

素材と職人の腕にこだわる

以前、大工の棟梁から、こんな話がありました。
「家がドンドンと簡略化され、昔ながらの腕を振える場が無くなってしまった。ノミもノコギリも使えず、玄能も叩いたことのない大工が大勢いる。できれば、それら技術を使える場を若い者に与えてほしい。」

当社住宅は、在来工法です。
ツーバイフォー・パネル工法・プレハブ工法・ユニット工法・プレキャスト工法等、様々な新しい工法や簡略化された工場製品が開発されている中、昔ながらの柱・梁・筋交いを組み立てる日本の伝統的な工法を採用しています。

在来工法の特徴は、「素材や大工の腕が仕上がりを左右する」ということ。
素材と大工の技術が、在来工法の両輪なのです。
良い素材を基に、存分に腕を振るってもらうのが住宅のあるべき姿です。

また、当社の住宅は、意匠設計を建築家に依頼することが多く、経験が豊富な大工でなければ、逆に建てるのが難しい。

大工だけではありません。
住宅には多くの職人の技が集結します。

・建築士
・基礎屋
・配筋(鉄筋)屋
・足場屋
・材木屋
・大工
・板金屋
・左官屋
・サイディング屋
・コーキング屋
・タイル屋
・防水屋
・電気屋
・ペンキ屋
・クロス屋
・畳屋
・水道屋
・ガス屋
・断熱屋(セルローズ・ウレタン吹付)
・防虫防蟻屋
・サッシ屋
・ガラス屋
・建具屋
・家具屋
・設備屋(水回り)
・外構屋
・土間屋
・植木屋

これら協力業者の方々の力なくして、家を完成することは出来ません。そして、誰か一寸でも手を抜くと、家は欠陥につながります。一人一人のこだわりとプライド、そして信頼関係がなければ、どんなに良い素材を使っても、良い家とはならない訳です。

こだわりある職人方は、皆、口をそろえます。

「手ごたえがある、面白い仕事がしたい。」

ここで、当社と職人との「需要と供給」が見事に合致するのです。皆、当社の要望に応えてくれる、熟練の技術集団です。
彼らに「平成の仕事は大変だけど面白いよ。」と言い続けてもらえるよう、日々、住宅と向き合っています。


<建売・善行/軒化粧杉板張/金井大工>


<建売・由比ガ浜/天井杉板張/遠藤大工>


<建売・材木座/建築家伊藤氏/井関・遠藤大工>