神奈川県鎌倉市の建築家による建売住宅の建築販売/注文住宅の設計及び建築/土地の開発分譲/売買・仲介・投資顧問・コンサルタント
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大人がアニメに熱中するわけ

■H18.11.24

先日、コンビニにアイスクリームを買い物に行ったら・・・
50歳ぐらいの紳士が週間少年ジャンプを立ち読みしていました。

余りの熱読ぶりとその紳士の姿のアンバランスさにビックリして
気が付かれないように、そっと後ろから何を読んでいるのかのぞきこんでしまいました。(^^;)

そういえば…
最近、マンガやアニメに熱中する大人が多いですね。

かくいう私もその中の1人なんですが…
なんでなんでしょう?
某、超有名アニメ監督がこんな事を言っています。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
電車の中でマンガを読みふけっている大人を見ると・・・
情けない風景だとしか、言いようがありません。

いい大人がアニメ(マンガ)に熱中するのは、僕は「失われた世界への憧れ」だと思っています。

「自分は今こうなっているけれど、こうでなかったら、ああいう事も出来たはずだ。」

こうした鬱積をアニメ(マンガ)を通して"ろ過"しているのではないかと。

また、人間は生れ落ちたときに"可能性"を失う生き物です。
過去と未来に人類の歴史がある中で1978年に生まれた瞬間、あらゆる時代に生まれてくる可能性をその人は失ってしまったわけです。
そこで、人は、空想の世界で遊ぶ。

アニメ(マンガ)は、一種の失われた可能性への憧れでもあると言えます。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
なるほど。

簡単に言うと、いわゆる軽い現実逃避なんですね。
閉塞した現代社会と狭い限られた行動範囲からの・・・

でも、裏を返すと…
自分を試すような挑戦・冒険的な気持ちをアニメ(マンガ)に吸い取られてしまって
現実を無気力・平々凡々と過ごしてしまう事になるのかも。

自分の狭い行動範囲を突き破ることなく、マンガやアニメ、はたまたゲームで満足してしまう。

某有名アニメ監督はこうも言ってます。
「今の社会を変えるには、アニメだのマンガだのを規制すればいい。」

ちなみに、その紳士が夢中に読んでいたのは「ワンピース」
少年が大海賊を目指し大海原を駆け巡り、政府権力相手に大暴れする冒険活劇です。

きっとあの紳士は、ルフィー(主人公)と自分を置き換えて、大海原を航海してたんでしょうね。



子供は労働力

■H18.10.23

少子化対策という政策を政府がうたいはじめて、もうどのくらい過ぎたでしょう。
その効果を何も見ず、日本の出生率は減り続けています。

昔、といっても僕が子供の頃ですが、4人兄弟なんていうのはごく普通でした。
何を隠そう、我が家も4人兄弟でした。
ちょうど高度経済成長期も終わり、貧困時代から経済大国への移り変わりだったと記憶していますが、当時は、子を産む理由として「将来、親の助けになる」という感覚が大きかったように思います。それは昔の概念「子は、労働力」というイメージが、まだ日本の潜在意識に大きく残っていたからなのではないでしょうか。

子を沢山産めば、それだけ家庭の手間が増える。
水汲み、火炊き、薪割り等の家事から、内職や親の仕事の手伝い等々、子供はとにかく親を助けた・・・そんな時代があったんです。
私の母親も小学生低学年から炊事洗濯をこなしたと、自分の手を見て懐かしそうに語ります。

しかし、今・・・
子供を生んだら、18歳までは無償で育てなければいけない社会になってしまった。
子供は、親の人生を吸い取る、ぐうたらな厄介者でしかなく・・・
教育という権利を傘に、下手したら大学卒業まで遊び暮らすんです。
そして社会にでたら、親を邪魔者扱い。スネをカジるだけカジって、ハイさよなら。

そんな環境下で育ち、親に対して傍若無人に振舞ってきた子供が、大人になり果たして子供を生むと思いますかね?
まず我に返り…そして躊躇するでしょう。

官僚たちは、「非婚化」「晩婚化」「賃金低下」「女性の就業率の急激な上昇」など色々な理由付けをし、出生率を上げるため育児手当・住宅取得控除・出産見舞金等々、「金」で解決しようとしていますが、世の中「金」じゃないんですよね。

私は、個人的に「教育=労働」だと思ってます。
教育制度が崩壊している今、シンプルに「子は労働力」という昔の概念に回帰すれば、ニートや親殺しや子殺し、そして少子化も解決するんじゃないか…
子供が親を手伝い、親の背中を見て学ぶ事、それは学校の勉強よりもはるかに尊いと思うんですけどね。



国交

■H18.10.14

北朝鮮からの船の入港や輸入を全面禁止する制裁が14日発動され、北朝鮮貿易船が停泊する日本の港から13日、全船(22隻)が岸を離れたそうです。

ん?
あれ?

日本と北朝鮮って、元々、国交断絶してましたよね。
それなのに、なんで国ぐるみで貿易してるんでしょ?

不思議に思いません?
だって「パスポートを持っていても行き来できない国」同士な訳でして・・・
まさか、北朝鮮の船がバンバン日本に入港しているなんて、思ってもみないですよね。

マンヨンボン号が入港して、テレビで大騒ぎしてますが…
マスコミが取り上げなかったところで、同じような船が何食わぬ顔をして入港してるんです。

なんだか、日本政治の暗い闇がチラッと垣間見えている気がします。

北朝鮮からの輸入額(05年)は約145億円。農水産物が41%を占め、マツタケ、ウニ、アサリ、べニズワイガニなどが上位を占めるそうです。
これらの輸入品、物凄い量です。

アサリにいたっては日本の消費されている65%余が北朝鮮産なんですって。

で、上記商品のパックに「北朝鮮産」なんて書いてあるの見たことあります?
少なくとも僕は無いですね。

その訳は・・・
例えばアサリですと、北朝鮮から山済みされてきたアサリを一度日本の海に沈めるそうで、そうすると数ヶ月で「日本産」という表示が合法的に許されるんですって。

今回の全面禁止で、それらは無くなるようですが…
今度は、北朝鮮から中国に渡り、中国産として日本に輸入するという手があるとの事。

それを日本政府は見てみぬフリ。

アメリカ産牛肉であれだけ騒いでおきながら…
設備不備や成長ホルモン、海洋汚染に土壌汚染等、アメリカよりもはるかに深刻な北朝鮮産海産物をフリーパス。

下水も浄化設備も完備していない町。
生活廃水や工業排水を垂れ流し、はたまた放射能汚染まで深刻な海や川・・・

で、我々消費者はというと、マスコミ次第。
主にテレビが取り上げなければ、危険なものも安全なんです。

どうなんでしょう。
・・・ね。




役人体質

■H18.9.16

約1400年前の壁画「国の特別史跡」に指定されている高松塚古墳。

1972年に発見された当時、傷みはあるもののその色鮮やかな壁画は、日本中の研究者だけでなく、国民を大いにおどろ驚かせたそうです。
(1974年生まれの僕には全く馴染みのないニュース。)

そんな中、最近、古墳の管理をめぐり多くの問題がマスコミに取り上げられ、そのあまりに変わり果ててしまった古墳の写真を見て、全く関心の無かった私でさえも「なんじゃこりゃ!!」と、新聞を手に絶句してしまいました。

管理維持を一手に引き受けていたのが文化庁。

発見当時「絵の壁部分を切り取る」「古墳内に入り大々的に補修を行なう」と様々な意見が専門家の間で協議されたそうですが、文化庁が「もし何かして悪化したら責任問題になる。」という一言で、保存管理という体裁で、実際は何も行なわない「現状維持」に決まり、文化庁に新たに部署を作りその保存作業を行なうことになったそうです。

現状維持・・・なんて官僚に似合う言葉なんでしょう(失笑)

それから30年経った2004年、保存が失敗し、すでに殆どの絵が消えてなくなっていることが文化庁から発表されました。
2003年にカビだらけの古墳内を撮影した写真がマスコミに取り立たされた為です。

そのあまりにも無残な状況は、国内・海外研究者並びに我々を驚愕さました。
そして、同時に発表された不始末が、その驚きを呆然と変えました。
照明器具を倒すなどして壁画を何カ所も傷つけ公表しないまま周囲の土を塗ってごまかしていたり、石室の前まで防護服を着ない普段着の人間が入り、それが原因でカビ大発生を招いたこと、素手で石室を開ける文化庁職員の写真が発見されたり…

はっきり言ってメチャクチャ(□゜;)

専門家に言わせると、発見当時の状況のまま保存することは、難しいことではなかったそうです。すぐに手を施していればカビごときなんら問題ではなかったと。
約35年間、管理維持という名目で散々税金を使いながら実は何もしておらず、手の施しようが無いくらい悪化してお手上げの状況になってから「実は…」と公表するという、省庁とはなんという隠匿体質なんでしょう。

現在、ようやく専門チームが介在し、壁画の部分切り出しを行なう事になったそうですが、もう絵は消えてしまっています。はたして今までいくらを費やし、そしてこれから税金を一体いくら使うんでしょうか?


この古墳問題は、今の日本国が借金地獄に陥った状況と、構造が全く一緒です。
・・・何もしないんです。
北朝鮮の拉致問題も同じ。
拉致と把握しておきながら40年間・・・何もしない。

私は、空手をしているのですが、空手の世界では「停滞は後退だ」とよく言います。
時代がどんどん先に進む中、現状維持というのはムーンウォーク(後退)しているんだと。

日本は、後ろ向きで走ってる数少ない国なのかもしれません。



割り箸の恐怖

■H18.8.25

日本の気候、着実におかしくなってきていると思いませんか?
特に夏。
進路がまるで変わってしまった台風…
熱帯のようなスコール…
長い梅雨…
80%を超える湿度…

そんな中、新聞で「伊豆の海にクマノミが繁殖」という記事をみました。
ディズニー映画で有名な、あの「ニモ」です。
普通であれば「ふ~ん」という程度の記事ですが、この魚、亜熱帯の海にしか生息できないそうで…

「地球温暖化」

もう随分前から聞きなれた単語ですが…
自覚症状が全くなかったので、これまた「ふ~ん」程度にしか思って来ませんでした。
「紫外線でお肌が荒れちゃうなぁ~」と、女性の些細な心配事として片付けられてきたコレ・・・、状況はかなり深刻のようです。

原因は山ほどあります。
自動車・飛行機・ゴミ焼却・云ちゃらなんチャラ…

そこで、気になるモノを一つ。
それは我々のとても身近な「割り箸」。
コンビニやスーパーでお弁当やカップラーメンを買うと、もれなく付いてくるコレ…
様々な飲食店で、当たり前のように出てくるコレ…

一度使ったきりでゴミ箱にポイッ。
ごく普通の光景です。

が…

日本で年間使われる割り箸の量、ご存知ですか?
なんと…
250億個ですって!!!

年間、250億もの数が「使い捨て」られているんです。
捨てられた割り箸は、もちろん焼却されます。

この割り箸の原料は、中国や東南アジアの原生林です。

ちょっと、鳥肌がたちません?




宮崎駿

■H18.7.30

なにを隠そう、私は宮崎アニメが好きです。
どのくらい好きかというと・・・
世の中で一番好きな映画が「ルパン三世カリオストロの城」というぐらい…(^^)

中でも、子供のころに見た「未来少年コナン」は、今の自分の人格形成に大きな影響を与えたのでは…
と言えるほど当時、夢中になりました。

あの頃のアニメは…夢がありました。

その愛するアニメの作者宮崎駿が、約10年前、人知れず?に出版した「出発点」という著書があります。

しってます?

正直、私もつい最近までこんな本があるなんて全く知らなかったです。

今までの作品の制作にいたるまでの事柄や、「ルパン三世への思い入れ」や「ナウシカのモデル」など個々の作品に対する思いをつづっている、宮崎ファンなら鳥肌ものの本です。

で、この本の冒頭に筑紫哲也との「くにのゆくえ」という対談が載っているのですが、読んで見てちょっと驚きました。

働かない若者…
子供を産まない女性…
大人になれない30代…

宮崎駿が今のこの現代社会の警笛を、すでに10年前に鳴らしています。
以下は、対談の抜粋です。

(※対談は「日本はどうすればよいのか」という問いから始まります。)

小学校を変えなきゃダメだと思います。
大人になると人間は不自由になるけど、子供の頃はずっと自由だというモノの考え方があったと思うんですよね。
けど、いつのまにか子供時代というのは、大人の時代のための投資の時期だというふうになってしまったんです。
その先行投資が、今ことごとく裏目に出てしまってるんです。

今、住専(10年前に乱融資で大問題を起こした金融)やなんだっていろいろな問題が有りますが、子供たちのことが多分僕らの一番の大きな失敗じゃないかな。
大失敗ですよ。はっきり。

子供時代というのは、大人になるためにあるんじゃなくて、子供のときにしか味わえないものを味わうためにあるんだと思う。
子供時代の5分間の体験というのは、大人の1年間の体験よりも勝るんですよ。
トラウマもその時にできる訳でね。
個性とかなんとか言いますけど、個性なんてその子供時代の経験から育つもんです。
はじめから個性がある訳ではないんです。
ですから個性を伸ばすとかなんとかいろいろ言いますけど、そういうのは止めて子供を一回大人の監視下から解放する、そうすれば遊び場がなくても子供は遊びます。

それから僕らの仕事もそうですけど、アニメーションとかゲームとか色んなことを言いながら、金を稼ぐ為に子供たちを相手にしている商売を法的に規制するしかないと思うんです。

子供時代に先行投資すれば、その後で大変な配当になって戻ってくるというのは錯覚でしょうね。これは自分自身がつまらない人生を送っている親の、勝手な幻想じゃないかと僕は思うんですけども。

自分の周りにいる子供たちと夏、山小屋で付き合ったりして「良い子だなぁ」と思もった子が、小学校2年生になった途端『九九』が出来なくて悩んでるって聞かされるんです。
そうすると僕は頭に血が上るんです。
「なんでこんな幼い子に九九を教えなきゃいけないんだ」って。
何年か経てばすぐ覚えられますよ。
なんでこんな小さな魂に「覚えなければ、お前は一人前の大人になれないんだ、一人前の子供じゃないんだ」みたいに脅すんだろうって。
その子の小学校二年生のもっと豊に暮らせるはずの時間を、それで奪ってしまってるんだと思うんですね。

まず、つまらない校長先生の話しを聞くためになぜ朝礼をするのか?
人前で話をしたい人の為に朝礼があるんだと僕は思うんですけど…

子供の頃、一体何を覚えなきゃいけないということですよね。
そしたら読み書きとそろばんですよね。
それから一定の社会常識です。
それをまず義務教育の中でわかる様にしてやればそれでいいんだ、という考え方に戻せば、子供たちはずっと楽になるんです。
とにかく、ドンドン肥やしをやって、水をかけて陽にさらせばいくらでも植物は伸びるんだということは、嘘だということですね。

人間という生き物は(精神的に)とても壊れやすく、もっと不思議な力を持っていて、もう少し野放しにしてあげた方が、実はちゃんと育つんだという当たり前の事にね、気が付けば良いんです。

(※部分抜粋して掲載しました。本文は是非、実際に本を手にしてご覧下さい)

・・・
これを読んで…
私が今まで受けてきた教育に対しての思いと一寸違わずシンクロしていて驚きました。
今の子供社会は、見ていて本当に心配です。

小学生低学年で塾三昧・・・
一時も手放さないゲームボーイ(DS)・・・
携帯電話依存症の子供たち・・・(親が買い与えた)
まるで同じ部品を作りつづけるかのようなベルトコンベアー教育

宮崎さんのように、しっかりと人間の根本を考える事が出来る大人が文部省で教育に携れば、日本はどんなに変わっただろう…と思います。
ニートなんて、皆無だったでしょうね。…きっと。

いっそのこと、宮崎駿を文部科学大臣にしてくれないかな。
ああ
そっか!
となりのトトロは、この作者の悶々とした思いが作らせた映画なのかぁ!
もっといえば、だから宮崎アニメの主人公は、皆、少年なんだな。
妙になっとく。


 

 表現の自由という名の暴力

■H18.4.30

マスコミって怖いですね。

先日の姉歯問題の報道を見て、つくづく思いました。
彼らに群がる記者やカメラマンの様は、死肉に群がるハイエナのよう。
むさぼり付くだけむさぼりついて…骨すらも残らない。
自分がアノ立場に置かれたらと、考えるだけで身の毛がよだちます。

マスコミっていつからこんなになっちゃったんでしょう。
ワイドショーと化したニュース番組に、毎日のように紹介される殺人事件。そしてなぜか事こまかく紹介される犯罪者の「生い立ち」と「人となり」。それを面白半分で取り上げ心情分析するコメンテーターなる人たち。
あとは、日々垂れ流される娯楽番組、娯楽番組、娯楽番組…。

ちょっと前まで、SEXなんていう単語、放送禁止でしたよね?
最近はゴールデンタイムでも、下世話タレントがなんの気兼ねもなく口にします。

昔、この国は、「おくゆかしい」文化があったと思うんです。
「おくゆかしい」の意味は
①上品でつつしみ深く、心がひかれる。
②態度にこまやかな心配りがみえて、ひきつけられる。

そんな素晴らしい日本人独特の文化や感覚は、今のテレビからは微塵も感じません。

多発する未成年の犯罪を見て、テレビの解説者やコメンテーターが言うんです。
「日本の若者は、なんでこんなになっちゃったんでしょう。」
そりゃ、毎日こんなテレビを見て育った子供が、良い人間性を持った大人には、どう考えてもならんワな。

僕は思うんです。
「表現の自由」という言葉、これって一つの権力になってしまってますよね。
しかも、マスコミのそれは、我々一般人にとって暴力的に思えてなりません。

そろそろ、本格的に考えるべきです。
放送規制。



日本の不思議な風習

■H18.3.5

不動産業をしていると日曜日は当たり前のように仕事です。 
お客さんが休みのときに接客をする職業なんので、当たり前といってしまえば当たり前なのですが・・・。 

日曜日の昼下がり、晴天の木漏れ日の中・・・仕事に精を出す。
会社の横を、キャッキャッ言いながら家族連れが行楽に向かう様子を見ながら(笑)
さすがに10年間繰り返しでもう慣れましたが・・・ 
正直日曜日は・・・休みたいです(TT) 

ちなみに不動産業者は、水曜日が休みなんです。 
これは、不動産業の定休日として全国共通です。 

なぜ? 

僕が聞いたところによると・・・ 
契約を重んじる職業は、水という文字が不吉だからなんでっすって。 
どうやら「契約が水に流れる」からだそうでして(^^;) 


そういえば・・・ 
契約をする際に、誰もが必ずといって良いほど気にすること、ありますよねぇ。 
それは「六曜」 
そういわれてもなんだかピンとこないと思いますが、カレンダーの日にちの下に書かれているあの漢字です。

■先勝(せんしょう) 
「先んずれば即ち勝つ」の意味。
万事に急ぐことが良いとされ、午前中は吉、午後は凶とされる。 
■友引(ともびき) 
「凶事に友を引く」の意味。
勝負事で何事も引分けになる日とされてた。死んだ人に友が暝土に引き寄せられる(死ぬ)との迷信があり、葬式・法事は避けられる。 
■先負(せんぶ) 
「先んずれば即ち負ける」の意味。
万事に平静であることが良いとされ、勝負事や急用は避けるべきとされる。午前中は凶、午後は吉とされる。 
■仏滅(ぶつめつ) 
「仏も滅するような大凶日」の意味。
全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり、これに近年になって「佛(仏)」の字が当てられたとされる。 
■大安(たいあん) 
「大いに安し」の意味。
何事においても吉、成功しないことはない日とされる、内閣組閣も大安の日を選んで行われるという。しかし、本来はこの日に何も行うべきではないとする説もある。 
■赤口(しゃっこう) 
陰陽道の「赤目日」という凶日に由来する。
午前11時ごろから午後1時ごろまで(牛の刻)のみ吉で、それ以外は凶とされる。 

この六曜・・・ 
日本古来古より伝わっていたと思われがちな暦ですが、実はとても新しく、近年幕末に使われ始めたモノのようです。

起源は、かの諸葛亮孔明が戦争で利用する為に創作したとの事ですが、どうやら作った人がこの暦に重みをつけようとした“こじつけ”のようで、中国ではすでに忘れ去られているモノだそうです。

では、なぜ現在の日本で、こんなにも重んじられるようになったんでしょ?
結婚式は、必ず大安といいますし
政府の組閣までも、大安の日を選んで行なわれているそうです。

知り合いの誰に聞いても解らないんですよ。
「とりあえず、そういう風習だから」「みんながそうしてるから」という感じです。(^^;)
コレでいいのか日本じゃないですが・・・
とにかく不思議な「六曜」です。




紅白に見た日本文化の終焉

■H18.1.9

皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は、ようやく大河ドラマがジャニーズから開放されて晴れ晴れしい気分です(笑)

去年末は何年かぶりに紅白歌合戦を見たのですが、ちょっとした驚きがありました。
出てくる人出てくる人、皆、私が記憶している顔と違うんです。
一番ビックリしたのは、森進一さん。
人相がまるで別人に・・・

う~ん・・・
日本の独特の「自然の美」「素朴の文化」はもう無いんだなと、なぜか紅白を見てしみじみ思うはめに・・・(汗)

整形といえば、韓流ドラマ「チャングムの誓い」
去年、我が家で視聴率約100%を記録した大ブレイクドラマです。
私が始めてその名前を聞いたのは、去年の半ば、友人を飲みに誘ったときです。
私「これから飲みに行こうぜぇ~」
友人「今日は、チャングムがあるから帰る。」
私「何だよそれ?」
友人「もの凄い美人ばかり出てくるドラマがBSでやってるんだよ。」
私「おまえバカじゃないの。良い歳した男がドラマかよ。」
友人「とにかく、今日は帰るから。」
あまりにもむげに断られたので、「これは見てやってバカにしてやろう。」と思いその日早速見てみたんです。
見た感想は、正直「ヤラレタッ(汗)」でした。主演女優の綺麗なこと綺麗なこと。
こんなキレイな人がいるんかぁ・・・
→この人

その日以来、毎週土曜日夜11時はチャングムの時間。
しかし、そのドラマに出てくる老若男女すべて、なぜかパッチパチの二重。
朝鮮半島の人は、一重まぶたが特徴的なモンゴロイドなのに・・・
母親と見ながら「この人は、鼻と目だね」「あ、この人はアゴに入れてる」「これは顔引っ張ってる」などと、テレビの前で間違い探しクイズならぬ、整形探しクイズを繰り広げてました。

見たことのない人は「チャングムノ誓い」是非見てみてください。